乳腺外来
マンモグラフィーって痛いて聞きますが・・・
乳房を圧迫してレントゲン撮影をしますので圧迫による痛みを感じる方もいらっしゃいます。
特に生理の時期には乳腺が張ってきますので余計に痛みを感じやすくなります。
そのため生理が終わってから7~10日後にマンモグラフィー検査を受けていただくことをお勧めします。
母が乳がんでした。乳がんは遺伝すると聞いたので心配です。
家族性乳癌は全乳がんの約5~10%と言われています。
近親者に乳がんの方がいても必ず乳がんになる訳ではありませんが、一般の方に比べるとそのリスクが
増加します。年1回の検診をお勧めします。
また、近親者に乳がんの方が二人以上あるいは他のがんの方が複数いらっしゃるときは遺伝カウンセリングを利用して遺伝子検査をお勧めします。当クリニックからご案内いたします。
どのような人が乳がんに罹りやすいですか。
出産経験のない高齢女性、授乳経験のない女性、初潮年齢の早かった方、閉経年齢の遅かった方、出生時体重が重かった女性が乳がんのリスクが高いと言われています。
また、喫煙やアルコールの摂取は乳がんのリスクを増加させると言われています。
夜勤の多い女性も乳がんのリスクが高くなると言われています。
男性にも乳がんはありますか。
男性乳がんもありますが比較的まれです。男性の乳房が腫れてくる場合がありますが、これは女性化乳房と呼ばれているものでホルモンバランスの異常が原因となります。思春期や老齢期、肝機能障害時などに見られます。受診して確認しましょう。
大腸肛門外科
おしりにしこりができて、痛みがあります。手術しなければいけないでしょうか。
臀部膿瘍、肛門周囲膿瘍、血栓性外痔核の一部などは手術の必要がでてくる可能生があります。
しかし多くは緊急手術の必要のない程度の内痔核などです。まずはしこりの原因を調べるため受診して下さい。
痛みもないのに排便後突然大量の出血がありました。大腸癌が心配です。
排便後の出血の多くは切れ痔(裂肛)や内痔核によるものです。まれに潰瘍性大腸炎や大腸癌が見つかることもあります。早めの受診をお勧めします。
やっぱり診察を受けるのが恥ずかしくて抵抗があります。
基本的に予約診療となっていますので、多くの患者様が待合室で顔を合わせることは少ないです。
また外科や乳腺外科、内視鏡など様々な患者様がいらっしゃいますので肛門外科受診とはわかりません。診察ベッドで左横向きになって診察をさせていただきます。
内視鏡検査
胃カメラは苦しいと聞きます。大丈夫でしょうか。
当院の胃カメラは経鼻内視鏡というもので鼻の穴から細い胃カメラを入れて検査します。
口からの胃カメラに比べて苦しくない胃カメラで、検査中もお話しながら検査できます。
日本人の胃がんの約9割がピロリ菌感染によるものと言われています。ピロリ除菌治療のためにも
胃カメラ検査が必要です。除菌後も定期検査をお勧めします。
大腸内視鏡は痛いと聞きますが、大丈夫でしょうか。
当院では大腸内視鏡の世界的権威である、新谷弘実先生とその愛弟子掛谷和俊先生から直接指導を受け、痛みの少ない新谷式大腸内視鏡検査を行っております。
鎮静剤も使ってお休みいただいての検査となります。
毎年検査する必要がありますか。
ピロリ除菌後は毎年の胃カメラをお勧めします。一度ピロリに感染すると胃がんのリスクが高くなり
ます。除菌でリスクを減らしても定期検査をお勧めします。大腸内視鏡はポリープが見つかった場合は
年1回の検査をお勧めします。
外科外来
湿潤療法とは何ですか。自由診療になるのですか。
ケガの治療法の一つです。特に皮膚がはがれてしまった様なすり傷やヤケドなどの治療に有効で、ケロイドを少なくきれいに治して、処置に伴う痛みもほとんどありません。これまでの消毒やガーゼを使う治療は行わず、被覆材という特殊な医療材料を使用しますが全て保険診療の範囲内です。
子供がケガをしました。手術が必要でしょうか。
キズの程度、場所によっては手術せずにきれいに治すことができます。まずは受診して下さい。
すり傷を市販の消毒薬で消毒していますが、なかなか治りません。
すり傷に消毒薬を使用すると、治りが悪くなる場合があります。適切な処置が必要です。
受診して下さい。
首が腫れてきました。甲状腺の病気でしょうか。
首の前側が腫れてくるときは甲状腺の病気の可能性があります。首の両脇、後ろ側に大豆大に腫れてくる場合はリンパ節。両耳の下、あごの下が腫れてくる場合は唾液腺の腫脹が考えられます。
耳の下が腫れてくる病気では流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が有名です。発熱、痛みを伴います。
甲状腺の病気は女性に多いと言われていますが、男性にも見られます。動悸、体重減少、疲れやすい、
むくみが出てきた、気が沈みやすくなったなどの症状があるときは甲状腺の検査もしてみましょう。
更年期症状と思っていたら、実は甲状腺の病気だったということもあるようです。
自由診療
行ったその日に治療開始できますか?
超高濃度ビタミンC点滴療法、グルタチオン点滴療法、マイヤーズカクテル点滴療法は行うことができますが、ウクライン療法は薬剤の手配にお時間が必要となります。詳しくはお電話にてお問い合わせください。
副作用はありますか?
副作用はほぼありませんが、まれに血管痛がでる方がいらっしゃいます。その場合にはお薬で調整していきます。