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甲状腺の異常を調べる検査の費用

甲状腺の異常を調べる検査の費用

異常を調べる検査は他の部位での疾患と同じように行われると考えていて、まず問題ないでしょう。

手軽に調べることができるので、心配する必要はありません。

手軽で短い時間で調べることができるのが血液検査です。

 

血液検査
血液検査の項目の中には、甲状腺ホルモン、甲状腺ホルモンの調節機構、自己抗体があります。

これらを調べることで機能が亢進しているのか、低下しているのかが解ります。

他の疾患の罹患の可能性もある事から、甲状腺ホルモンだけの状態を調べるとは限りません。

そのため、費用としては1000円~2000円程度と思っておいていいでしょう。

 

また、しこりを感じる場合には、超音波検査が行われます。

これは妊娠中に腹部内を確認するためによく行われているのは、周知のことでしょう。

痛みを伴わずに被爆もないことから安全性が高いといえます。

時間も15分~30分と短い時間で受けられます。

ただ、しこりが良性か悪性かの判断は困難ですが、大きさや位置の把握に役立ちます。

値段は1000円程度です。

 

他には頚部レントゲンも行います。

これは、気管が変形していないか、狭窄していないかという事、しこりが石灰化しているかどうかの判断にも適応されます。

 

レントゲン検査
レントゲンの費用に関しては撮影をした施設によって異なってきます。

撮影した画像をコンピュータで処理する機械のある施設では、別料金が加算されます。

レントゲンに関しては、角度によっては撮影する枚数が異なるため、診断料も含め1000円弱~1500円程度になるでしょう。

 

シンチグラフィー診断では、しこりの診断や部位の診断、再発の診断などで行われます。

この費用が非常に値段が高く約26000円です。

これから3割負担となりますが、それでも負担額は高いといえるでしょう。

 

CT撮影では、癌の転移の有無を調べるのに効果的です。

単純撮影なら4500円程度ですが、造影剤を使用する場合、1万円前後となってしまいます。

穿刺吸引細胞は、細い針を甲状腺に刺して細胞をとる検査で、悪性か良性かを判断するのは最も有効的です。

1000円以内で受けることは可能ですが、針を刺すため部位の特定のためにエコーを行うなど、他の方法と抱き合わせて行われる手法です。

また、良性だったり、しこりが小さい場合には細胞採取が1度で成功しない場合があります。

その際は、だいたい自己負担で最後、採取することになります。

 

診断にかかる費用は検査費だけではありません。

診察料も含まれるため、少し多めの出費になることを覚悟しておく必要があります。

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