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乳腺について

更新日:2023年08月25日

投稿日:2023年08月23日

乳がんの発見はあざから見つかることも

乳がんになったことをあざから発見したという方は少数派です。

たいていは、しこりがあることで、不審におもうことが多いです。

しかし、以下のような症状がある場合、がんを疑うことができます。

  • しこりが乳房、わきの下にある
  • ひきつれ、くぼみが乳房に感じる
  • 湿疹・ただれ・分泌物がある
  • 皮膚に発疹・はれ・ただれがある

などです。

そういえば、こんなところにあざなんかあったかしら?

という場合、それが虫さされや発疹であると見過ごすことが多いとされています。

もっともしこりがないのだから、乳がんなんてありえないと思ってしまう方も多いです。

ところが、この手のがんは、初期段階で見つけると、簡単に治癒するものとされていますが、重症化して見つかることで、転移しやすいとされています。

女性なら、自覚症状はなくても必ずがん検診を定期的に受けること、これが重要です。

あざで見てみると、炎症性乳がんが一番可能性があります。

珍しいがんの一つで、しこりはみられませんが、腫瘍のある乳房の皮膚が赤くむくみます。

異様に毛穴が目立つようになり、熱を持った感じになります。

このむくみの表情で、なんとなくぼやっとしたあざがあるかのように見えることがあります。

ぜひ見つけたときには、熱を練った感じなのかを確認してみてください。

どうして熱がでてしまうか?というと、リンパにまでがんが進行しリンパ管を塞いでいることが原因とされています。

しこりがないから大丈夫、単なる体がつかれているからと思いがちですが、静かにガンは進行していきます。

毎日、必ず乳房を触る習慣をつけることは、乳がんを見つけるのに大切なこととされています。

これは、しこりの有無、痛みの有無等を知るためですが、それだけでなく、鏡などであざの有無も確認されることをオススメします。

めったにないとされるあざによる乳がんの発見ですが、ゼロではないこと、しこりがないものも多くあることを知っておべきでしょう。

体調不良になってからの発見では、かなり進行しているということもあります。

また、最近では、若い方の発症率もとても高くなっています。

転移の確認さえ無ければ、乳房の切除、温存療法も可能ですから、早めに見つけることで、それほど怖がる必要のないガンだとされています。

出産の有無、授乳の有無などは関係なく、女性ならだれでもあり得ることですから、自分で自分を守るためにも早期発見で、早期治療をされることをオススメします。

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